2021年6月1日 / 最終更新日時 : 2023年1月27日 hiroyuki-ookawa 代表質問 代表質問 宝塚市議会 令和3年6月議会 1 市政運営の基本方針について (1) 財政難をフェイクニュースと表現した市長は、正確な情報の共有とそれに基づく共通認識をどのように行うつもりなのか (2) 市民がまちをデザインするとあるが、何種類にもデザインされた宝塚市を実現することは不可能だと考えるが、どうか (3) 職員はまちづくりをデザインできるプロフェッショナルを目指すべきと考えるが、あくまでまちをデザインするのは市民なのか (4) 近年の市立学校での不祥事や重大事故を受けて、何を根拠に「教職員もみんな子どものことを思っています」と言えるのか。これまでの議論と引き起こされた事件、事故を軽視しているとしか思えないが改めて見解を求める (5) 教員による傷害事件や厳し過ぎる指導による転落事案などを教員の心のゆとりを持つことで解決できると考えているのか。「宝塚市特有の特殊な関係」がある学校現場と教育委員会の関係改善こそが、まず手をつけるところではないのか (6) 市立病院の経営安定化を図り、人口減少と高齢社会に対応できる「在り方」を検討とあるが、市長による方向性がないまま検討をするだけでは現状を何も変えられない。どこにどんな問題があると考えているのか (7) コロナにより人・空間・仕事などが分断されているとあるが、これらをつなぐ対策とは具体的に何か (8) 子育て支援、高齢者支援、障がい者支援に力を入れて取り組むとのことだが、一部の事業は改廃の対象となっているはず。何を行い、財源をどう考えているのか (9) 再生可能エネルギー導入による地域活性化を掲げているが、どこを目標に、何を成果として取り組んでいくのか (10) 果敢に挑戦とあるが、宝塚市の厳しい現状を踏まえ、改革に向けた市長の覚悟を改めて問う2 主要な施策について (1) 都市経営 ア 公共施設マネジメントは、床面積の削減や維持保全が主な目的ではなく、機能の再検証・再定義を行う事業である。これまでの取組をどのように変革していくのか イ 企業等と包括連携の取組を進めるとあるが、どのような連携を想定しているのか ウ 新規事業や拡充事業について、成果による評価・改善を行える体制となっているのか (2) 安全・都市基盤 ア 公共交通、特にバス事業は厳しい状況にあるが、それらを解決するための「地域公共交通計画」となるのか イ 旧宝塚ホテル跡地の開発により、宝塚南口駅周辺の交通渋滞悪化が予想されるが、市道の拡幅改良は十分な対策となっているか ウ 人口減少を見据えて、宝塚市の都市計画やまちづくりはどのように変化していくべきと考えるか (3) 健康・福祉 ア 認知症高齢者等個人賠償責任保険事業について、賠償リスクを保険に移転するだけの事業に、なぜ市が関与するのか イ 産後ケア事業の拡充と医療用ウィッグ助成の新設が挙げられているが、民生費の上乗せ横出し事業見直しの議論との整合性について説明を (4) 子ども・教育 ア 発達相談やスクールロイヤーなどの専門職の配置について、全国的な取組となってきているが、問題に精通した人材を持続的に確保するための取組はどのように行われているのか イ 相談窓口の設置は重要であるが、一方、乱立は非効率と混乱を招くおそれがある。相談窓口の全体像を把握し、市民に使いやすい窓口へと改善していく体制はどのように構築するのか (5) 環境 ア 新ごみ処理施設の整備に関して、プロポーザルではなく、総合評価方式を採用した理由は (6) 観光・産業・文化 ア 新規事業創出の支援については、使いやすいことが重要であるが、デザイン経営へ特化した理由は何か イ 全国トップクラスのシェアを誇るダリア生産の「拡大」に投資する理由は ウ 文化芸術センターは、手塚治虫記念館や文化創造館とは一体の施設である。回遊性は、もっと広いエリアで高め、中心市街地のにぎわいを活性化するべきでは