代表質問 宝塚市議会 令和2年3月議会

1 市政運営の基本方針について
 (1) 命と暮らしを守るまちづくり
  ア 2040年を見据え、社会保障は「包括化」「相互連携」「ワンストップ化」などをキーワードとしてあり方が変化していくと予測されるが、それにどのように対応していくのか
  イ 「将来の医療供給体制」とは、どのような体制と想定しているのか
  ウ 市立病院の経営改善に向けて、市長部局と病院の一体的な取り組みは不可欠であるが、その責任と役割は明確化できているのか
 (2) 宝塚文化の魅力継承・創造・発信
  ア 「関西に多くの人が訪れる好機」をどう生かすのか
  イ 「文化芸術都市・宝塚市の新しい魅力」とは何か
 (3) 将来を見据えた持続可能な行財政運営
  ア 「極めて深刻な問題」とあるが、どの程度の具体性を持って想定しているのか
  イ 「市の将来を見据えた行政運営」とあるが、どのような将来を見据えているのか
  ウ 「幹部職員がマネジメント力を発揮」とは、どのような状態を期待しているのか

2 主要な施策について
 (1) これからの都市経営
  ア 第1期人口ビジョンの市独自推計値と実績値を比較分析すると、どのようなことが読み取れるか
  イ 公共施設(建物施設)保有量最適化方針について、新設整備の考え方についてはどのように整理されているのか
  ウ 旧自然休養村センターの西谷庁舎化について、農政課の機能を一部移転することについては、どのように考えるのか
 (2) 安全・都市基盤
  ア 土砂災害特別警戒区域で指定された86カ所について、市所有地は何カ所あるのか。また、市所有地以外の対応はどのように行うのか
  イ 昨年の台風19号を想定した県のシミュレーション結果を受けて、どのように対応するのか
  ウ 公共交通について「時代の変化」や「将来のまちづくり」はどのようなものと想定しているのか
  エ 人口減少、少子高齢化時代において、水道及び下水道事業の持続的経営に対する課題は何か  
 (3) 健康・福祉
  ア 口腔保健センターの移転について、これまでと同様に歯科医師会の事務局機能が必要だと考えるが、十分なスペースは確保できるのか。また歯科医師会との協議は十分行われているのか
  イ 新型コロナウイルスに対して、どのような対応を行っているのか。検査や感染者の治療に対応できる体制は整っているのか 
 (4) 教育・子ども・人権
  ア 小学校統合について、統合後の検証・再検討を行う場を設置し、地域や保護者の意見を継続的に聞くとともに、統合の経験を組織として蓄積する必要があるが、どう考えているのか
  イ 「不登校の低年齢化が顕著に」とあるが、この原因分析と予防するための対応は
  ウ 保育士確保に向けて、民間保育所の保育士確保状況は把握しているのか
 (5) 環境
  ア 財源や人材が限られていく「極めて深刻な問題に直面」している中で、効果の見えない「地球温暖化への取り組み」や機運を探っている段階の「再生可能エネルギー事業」に優先的に取り組む理由は何か
  イ 新ごみ処理施設の整備について、DBO方式の契約スキームはどのようなものか
 (6) 観光・文化・産業
  ア 文化芸術センターにおいて、総括責任者の発言からは、指定管理者の当初の思いとそごが生じているように感じられる。市と指定管理者が一体となって運営するためにどのように取り組むのか
  イ 産業振興の全体的な考え方を示すビジョンを策定とあるが、基本的な方針、策定スケジュール、市の役割など、どのように策定するのか
  ウ 東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツ振興が教育の分野で述べられているが、経済産業省ではスポーツを産業と捉えている。産業の分野は観光、商工業、農業のみでスポーツが含まれていない理由は何か

3 当初予算案について
 (1) 市長3期目スタートとなる2017年の施政方針では「入るを量りて出ずるを制する」と述べられたが、2年連続して財政調整基金を取り崩した予算編成となっている。今後の予算編成を見据えて、どのような取り組みを行っていくのか
 (2) 実施計画において、要求額が査定額の3倍以上となる事態が続いている。「極めて深刻な問題に直面している」との認識は共有されているのか。幹部職員はマネジメント力を発揮できているのか
 (3) 昨年10月の財政見通しと比較して、乖離していた項目は何か。またその原因は何か